2010年01月19日
こんにちは、ポティカスタッフの
ヒロです。環境問題は今や世界的な課題です。前回の我々の環境保護活動をきっかけに関心をもった方も多いのではないでしょうか
そんな皆さんにさらに関心を持って頂く為、日本でも数少ない環境に特化した施設「かごしま環境未来館」をご紹介します。さてさて、車を駐車して早速館内へ
途中段差は一切なくバリアフリーとなっています

案内してくださったのは、かごしま環境未来館職員の大野さんと展示解説員の米盛さん。とても分かりやすく館内の施設や取り組みについて説明していただきました。施設の雰囲気もそうですが、お二人の丁寧で優しい対応にもとっても癒されます

『今回はとても楽しい取材になりそうですね、マコさん』
『油断は禁物ですよ。フフフ・・・』
『・・・
』さ、さて気を取り直して館内を見て回ることにします。
館内はとても明るくて爽やかな感じ。
大野さん:
『窓の数が多いので、外光がたっぷり入ってくるのです。』
確かに言われてみると、照明もダウンライトだけなのにとても明るくて開放的です。
米盛さん:
『明るさだけでなく、風の通りもよくなるため、空調で使うエネルギーを節約できるのです。各窓には網戸も設置されているんですよ。桜島の灰だけはどうしようもないですが・・』
確かに桜島にはかないませんね。。。

その他、地下水や地下熱を利用した空調設備など先進的な技術が導入されていて、ここで様々な研究が行われているそうです。
館内の展示施設は大きく分けて4つのゾーンに分かれています。
<ゾーン
>世界はつながっている
入り口の壁には百円ライター、ペットボトル、注射器・・・
何が展示されているのかと思ったら、実はすべて海岸に漂着した物だそうです。ひどいなーと思いつつ、これと同じような日本のゴミが海の向こうのアメリカやカナダに流れ着いている・・・またアメリカのゴミも・・・・。世界はよくも悪くもつながっているんですね・・・
部屋の中には、リサイクル工房で制作したおもちゃ
やバッグ
などが展示してあります。見学に来ていた幼稚園児も楽しそうに遊んでいました
そしてここには、使われていない日用品をポイントと交換し、そのポイントでここに陳列してある商品と交換できるという「リユース・リサイクルショップ」があります。商品の他にも、家庭から出る食用油や生ゴミをリサイクルした堆肥も回収して、活用しているそうです。みなさんもぜひ利用してみてはいかがですか?
<ゾーン
>地球はすでに限界を超えている
床に並べられた36枚の写真
。どれも今の地球の姿です。けっこうショッキングです
。たしかに限界超えてます。豊な日本でも昨今厳しい厳しいと言われ続けていますが、この写真を目の当たりにすると、もっと厳しい現実があるのだと思い知らされますね。
『すごいですね、マコさん・・・』
『そうですね、日頃私たちは恵まれすぎていることを思い知らされます。反省しなければいけません。ヒロさんも甘えず、限界超えないといけませんね。』
『はい?、、どういうことですか・・・?』
『なんでもありませんよ、さあ、次にいきましょう』
『・・・
」<ゾーン
>わたしたちがしてきたこと、わたしたちがすべきこと
このゾーンでは靴を脱いで見学します。床は板張りになっているんですが、市民文化ホールの床の張り替えを行った際に出た廃材を再利用しているそうです。木のぬくもりが気持ちいいですよ〜

この部屋の天井にはビニール傘、タイヤ、パソコンなど、なにやら不思議なもの
が吊り下げられています。それらの物が私達の暮らしを便利にしてきたんですが、それが今環境にどんな影響を与えているのか。使い捨てがあたりまえになった時代について改めて考えさせられるゾーンです
温暖化の影響で海に沈んでしまう島「ツバル」についても知っておいた方がいいでしょう。
一角には食工房(調理室)があり、「環境」をテーマにしたクッキング講座などが開かれているそうです。また、図書の貸し出しやパソコンを使ったクイズなどもあり、環境についていろいろな方法で学べるようになっています。
<ゾーン
>あの日に帰って考える今日という名の未来
吉田小学校の旧校舎の教室の内装を丸ごと持って来たこの部屋の時代設定は昭和46年。カップラーメンやファーストフードなどが登場した時代です。ヒロ
は懐かしさにしばしタイムトリップ!給食なんか置いてあったりして・・・とてもいい

実はこの部屋、3面スクリーンが設置されていて映像を見る事ができます。迫力満点
なんですが、やはり環境についてとても考えさせられる映像でした。<リサイクル工房>
ここでは、廃材などを利用したリサイクル工作教室が開かれているそうです。工具類も完備されていて気軽に参加できますので、市の広報誌をこまめにチェックしてみてくださいね。
次に館の外を案内していただきました。
かごしま環境未来館が建っているこの広い土地、実は移転前の「鹿児島実業高校」が建っていた土地だそうです。
この跡地を利用して「かごしま環境未来館」を建設するにあたり、市民の方々の意見が多く取り入れられました。そして環境に特化したこのような美しい施設が誕生したのです。駐車場も決して広くありませんが、これはなるべく公共交通機関
を利用してほしいというまさに環境面に配慮した理由からだそうです。なるほど確かにその通り・・
建物の周りには木々が植樹され、まるで公園のようです。建物の特長といえばなんといっても芝生が敷かれたアーチ型の屋根
きれいですね〜
この究極の屋上緑化による効果は、コンクリートむき出しの状態と比べると最高で約30度も違うというから驚きです。このアーチ型の屋根を上っていくと見晴らしもよく、横を流れる甲突川もよく見えます。なんと気持ちのいいこと

ここも一般に開放されているそうなので、散策コースにどうでしょうか?(勾配はけっこうあります・・・
)この日は見学していた幼稚園生が楽しそうにお弁当

を食べていました。ちなみに屋上からソーラーパネルも見る事ができます。
この屋上からの景色を眺めていると、恵まれた環境にいることを改めて感じます
いつのまにかそれが当たり前になっていますが、しかしジワジワと環境の悪化が進んでいることは確か。ここでその事実を再認識することで、自分にできることは何かを考えてみましょう
そして、このようなすばらしい施設が地元鹿児島にあるのですから、みなさんぜひ一度(といわず二度三度)訪れてみてください
最後に、ゾーン4で見せていただいた映像の中から、「ハチドリのひとしずく」のお話。
南米のアンデス地方に伝わるお話です。
森が燃えていました。火は瞬く間に燃え広がり動物達はなす術も無く逃げ回ります。そんななか、小さな小さなハチドリが、水を一口すくっては火の中へ落としています。何回も何回もそれを繰り返しています。それを見た動物達はいいました。
「そんなことをしていったい何になるんだ」
するとハチドリはいいました。
「私は、私にできることをしているだけ」
出典・「ハチドリのひとしずく」 光文社刊
「そんなことをしていったい何になるんだ」
するとハチドリはいいました。
「私は、私にできることをしているだけ」
出典・「ハチドリのひとしずく」 光文社刊
『い、いい話ですねー、マコさん
』
『そうですね、私も思わず泣きそうになりましたよ。』
『ほんとですか
』
『半分ウソです。』
『・・・
』
『さて、今回の調査はこれにて終了ですね。』
『お、そうですか、実に楽しくて有意義な調査でした
』
『もの足りなかったんじゃないですか?』
『な、なにがです?』
『足りなかった分は次回ということで、それでは次回をお楽しみに!』
『なーーーー!
』
かごしま環境未来館 〒890-0041 鹿児島県鹿児島市城西2丁目1番5号 099-806-6666 http://www.kagoshima-miraikan.jp/ |
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